読んだ読む本メモ【2】
このサイトはこれらの本に支えられています

【1】
古代
ローマ
十字軍
ビザンツ
イスラム全般
アッバース


【2】
モンゴル
インド
オスマン
サファヴィー




【3】
中国1
中国2
東アジア
東南アジア




【4】
宗教改革
スペイン
中欧・イタリア
三十年戦争
フランス
イギリス
北欧
ロシア
【5】
アメリカ
バルカン半島
啓蒙主義
科学者史
文化人
その他全般
美術館






モンゴル 


大モンゴルの世界―陸と海の巨大帝国
杉山 正明|角川書店
不覚にもチンギスを可愛いと思い始めた
「誰もが〜予想していた」「全く勝算のないまま」「もし〜たら」
が多くて目につくけど読みやすかった
最後の遊牧帝国―ジューンガル部の興亡
宮脇 淳子|講談社
分かりやすい!ガルダン本
彼の怒るポイントがいまいち理解不能だけどそこが好きだぜ
ビジュアル版世界の歴史10 草原とオアシス
山田 信夫|講談社
下の本を子供にも分かるようにしてくれた本なので分かる!
ガルダンとかめっちゃ出てきて私は嬉しい!
北アジア遊牧民族史研究
山田 信夫|東京大学出版会
むずかしい むり ということを忘れないメモ
モンゴルの歴史―遊牧民の誕生からモンゴル国まで
宮脇 淳子|刀水書房
詳しいけど…詳しいけど…むずかしーーーーーー!
チベットのダライラマと、モンゴルや清の関係を知れて助かりました
でも筆者もあとがきで言ってる通り、かなり堅い本
大モンゴル3 大いなる都 巨大国家の遺産
NHK取材班|角川書店
まさか佐藤次高先生がバイバルス書いてるとは思わなかった
分かりやすくて写真も多いので、入門書にいいかもしれません
オイラートのこともちょこちょこ載ってて嬉しかったです
興亡の世界史09 モンゴル帝国と長いその後
杉山 正明|講談社
あんま分かりやすくもないし、杉山先生はもっと本書いてるし
…私、モンゴルの人名覚えるのが苦手なのか…?
エセンはチンギスっ子を殺したからばか丸出しですね!!って本
世界の歴史 7 宋と中央ユーラシア
伊原 弘(他)|中公文庫
マジ9〜14世紀ぐらいしかないよ どんだけ局所的…!
まだモンゴルしか読んでないけど完読は大変そうである
文明の十字路=中央アジアの歴史
岩村 忍|講談社学術文庫
サーマーン朝とカラ・ハン朝とウズベク辺り目当てで買ってきました
時代別ではなく地域別に話が進むので少し読みにくかった…
あと薄さの割に固有名詞が多くて混乱した
岩波講座 世界歴史11 中央ユーラシアの統合
樺山 紘一(他編)|岩波書店
まだ全部読んでなくてすみません
ティムール朝スルタン・フサイン時代の制度の話が面白かった
中央アジアの過去と現在
前嶋 信次(他)|博文館|1942年
42年の本なので『中央アジアの過去と過去』である
読者のアホさを考慮せずどんどん固有名詞を出す鬼畜本
シャイバーニーへの愛を感じます
モンゴル帝国の興亡 上,下
杉山 正明|講談社現代新書
初めてで読む本ではありませんでした 固有名詞多いよ〜
教科書レベル以上の知識を得たら、また読み返しますね
それはそれとしてモンゴル愛をガンガン感じます クビライすげぇ
モンゴル vs.西欧 vs.イスラム 13世紀の世界大戦
伊藤 敏樹|講談社
著者が仏語学科なせいか、西欧視点
固有名詞の使い方が変だし誤字も多い(アユーブとかマングとか)
でもこの三つ巴ってマイナーだし、索引がついてるんだよ!!
パックス・モンゴリカ
J ウェザーフォード |日本放送出版協会
西欧視点のモンゴル小説っぽい歴史書で面白いし分かりやすい
作者チンギス大好きなんだなぁ…やたらかっこいいぞ
作者が地理の知識もあって、たまに出るマメ知識が面白い
モンゴル帝国史 1
ドーソン|平凡社
ドーソン氏がスウェーデン大使だったところに惹かれました
主にチンギス期
モンゴル帝国史 2
ドーソン|平凡社
オゴタイの治世 バトゥの征西
モンゴル帝国史 3
ドーソン|平凡社
フレグ、ベルケら分裂後
元朝秘史―チンギス・ハン実録
岩村 忍|中公新書
読みやすかったー! いつか全訳も読んでみたいな
『元朝秘史』を削りつつ解説つきで紹介してくださっています
申し訳程度ですが地図がついてるのもすごくいいです
ジンギスカン
小林 高四郎|岩波新書
『元朝秘史』と『集史』を中心に、解説しながらチンギス伝
文章は読みやすいですよ…ただね、地図と索引がない
西暦があるのと制度の説明が箇条書きで分かりやすいのは良い
世界の歴史 9 大モンゴルの時代
杉山 正明(他)|中央公論社
モンゴルの歴史書決定版ー!だけど、固有名詞だらけで冗長です…
なんというか中国とイスラムとモンゴル、どの知識もない人には辛そう
私は結構しんどかった 文章は読みやすいのですが…
岩波講座 世界歴史12 遭遇と発見
樺山 紘一(他編)|岩波書店
イブン・ハルドゥーンにホイホイされました ソグド商人とかポーロとか
はるるんって誤解されやすいタイプね…てか枯れるまでヤな人だった?
中央ユーラシア史
小松 久男|山川出版社
残念ながら近現代は全く手をつけてませんが、面白かったです
固有名詞の多さにてこずるけど、西暦が出るし平易な言葉遣いがいい
でも13世紀キプチャク方面がほとんど出てこないから減らすッ!
世界各国史12 北アジア史
護 雅夫(他編)|山川出版社
北アジア史ってシベリア入るんですか?
エセン・ハン〜アルタン・ハン目的で買ってきた…系図が便利
ネルチンスク条約関連の話も少し載ってて嬉しかった
タタールのくびき―ロシア史におけるモンゴル支配の研究
栗生沢 猛夫|東京大学出版会
複雑な立場の英雄ネフスキー中心に、キプチャクとロシアを書いてます
「くびき」でなく「おかげ」もあると思ってたけど、研究書は初めて読んだ
ロシアから見ないことに力を置いてて、面白かったよ
新書東洋史8 中央アジアの歴史
間野 英二|講談社現代新書
モンゴル以前とテュルク化中心です 近現代超なげやり!
細かい国家の興亡ではなく、大局と文化の説明を丁寧にしています
バーブルがちらっと出るのはご愛嬌(著者は『バーブル・ナーマ』訳者)
アイハヌム―加藤九祚一人雑誌2001
加藤九祚|東海大学出版会
上級者向け…楽しめるのは選ばれし人間だと思います…
歴史というより民俗の話が多く、かと思えば小説が掲載されてます
よく分からなかったけど、クシャーナ朝の遺跡の話は良かった
暗殺者教国―イスラム異端派の歴史
岩村 忍|ちくま学芸文庫
暗殺者教団ですが…イスラム史でなく遊牧史の方の本です
ずっと○○・ハーンの話で、何が何だかよく分からなかった…
でも他に暗殺教団の本って少ないから貴重すぎる
モゴール族探検記
梅棹 忠夫|岩波新書
「日本人が自分の歴史ルーツを探しに来たぞ!」 筆者「えっ…」
50年前の本ですから、逆の意味で貴重な資料
「俺が何歳かって?30か60ぐらいだ」に吹いた
『モンゴル秘史』における石のシンボリズム
ボルジギン・オルトナスト|日本語論文
漫画の影響で興味を持ちました
動物の体に石があって 雨や風を起こすって考え方
石にまつわる話を解説してくれるのが嬉しい
2通のモンケ聖旨から : カラコルムにおける...
中村 淳|日本語論文
モンケの話と見せかけてイル・ハンの話 アッシリア教会
グユクの即位式に出席したカリフとかパクパの話もある
宗教関係者はハーンのためテングリに祈るとこから始めよう!
13世紀後半におけるジュチ・ウルスとマムル...
岡本 和也|日本語論文
いきなりミカエル8世とバイバルスで吹いた
著者がミーハー(ライトな世界史マニア)な気がして親近感ぱない
面白いし勉強になりました
ロシアとタタール世界 : キプチャク汗国の継承...
中村 仁志|日本語論文
汗―大公―公→徴税→まち 汗が大公に勅書を出す
後継王朝は農耕経済―草原兵力どちらかが欠けてパワーダウン
チンギス裔大事だけど、正教会のロシアでは有難くないもんね
大元の記憶
森川 哲雄|日本語論文
アルタン・ハーン目的でしたが ダヤン・ハーンとリグダン・ハーンが多い
なかったことにされてるアリク・ブカ涙目
今のモンゴルの王公はダヤンまで遡れるとか
ジョチ・ウルス史研究の現状と課題
川口 琢司 |日本語論文
ママイとトクタミシュのために読もうと思った
チンギス裔でないカラ・キシがジョチ家の君主を傀儡化することあり
大元ウルスの"軍人"をめぐって
井戸 一公 |日本語論文
人数が少ないから世襲制で軍戸を握らせてたよ
兵民分離政策で一般人は武器なども持てないらしい
軍の官品はモンゴル人―漢人と別れてても色目人はない
元代侍衛親軍の諸衛について
矢澤 知行|日本語論文
色目人という言葉はモンゴル秘史にある
漢人で侍衛親軍を構成してたけど、色目人やモンゴルが上司
でも四等人制は明確なものではなく数量的に後世が判断した?
モンゴル・カラコルム金貨について
安木 新一郎|日本語論文
アッバース朝カリフ ナースィルは死後も金貨に彫られてる
表がチンギスで裏がナースィルのコイン
異文化接触の試み ―ギョーム・ド・リュブルク...
小崎 閏一|日本語論文
ルブルクを派遣した前後のモンゴル
フリードリヒ2世が当時一番情勢に通じてたって…
歴史と民族の創生 : 17世紀モンゴル編年史...
烏雲畢力格|日本語論文
中国から見たモンゴルの話が分かりやすい
あと年表が死ぬ程便利!!!!!
7世紀初頭までの突厥の政局
池田 知正|日本語論文
: 諸首長とその所部の分析を通して
東西突厥は、いろいろ部長の独立〜決定的な分裂でわかれた。
東…土門、西…シルジブーロス(室点蜜)
チンギス・カン家の通婚関係に見られる対称的...
宇野 伸浩|日本語論文
ジュチやトク・テムルあたりの婚姻関係まで解説 楽しかった
オルダの家系はコンギラト…
まだ場所と結びついてないので課題だなあ
『集史』フレグ・ハン紀
矢島 洋一(他)|日本語サイト
神翻訳サイト の保存版 オリジナルは閉鎖したようです
難しいので全部読めてないのですが…
オロンスム文書データベース
横浜ユーラシア文化館|日本語サイト
ネストリウス派キリスト教のオングト族
十字墓石がラマ廟の土台の土留め石に使われてるのが面白いなあ
アルタン・ハーン碑文はオロンスムにあるのね
オクサスのほとりより
MIHO MUSEUM友の会|MIHO MUSEUM
MIHOミュージアムに行って買ってきました この美術館神がかってた
アレクサンドロスからイル・ハン朝までの文化を簡潔に解説してます





インド 


ガンディー 平和を紡ぐ人
竹中 千春|岩波書店
非暴力を訴えながら同胞の殺し合いを見る羽目になった
博愛の人が、父親としては微妙なのわかる
草原の彗星チムール
森下 研|新潮社
読みやすいティムール本 小説だけど歴史背景説明が面白い
ティムールが妻想いすぎるけど…ちなみにはるるんも出るよ
チムール帝国紀行
クラヴィホ|桃源社
まだ読めてないのですが忘れそうなのでメモ
インド最後の王 ティプー・スルタンの生涯
渡辺 建夫|晶文社
ハイダルがツンツンしながら孤児を養ってて大変だった
東インド会社の動きを書いてなくて少し読みにくかった
でもとても貴重な本です!
中央アジアを知るための60章
宇山 智彦|明石書店
このシリーズは下手な歴史書より学べるから…チベット版もすごかった
そんなわけでシャイバニやらウルグ・ベクのことも書いてあるよ
近現代の話読んでると早く旅行いっとくべきだろうなあ
タージ・マハル物語
渡辺 建夫|朝日新聞社
読みやすい アラーウッディーンハルジーまである
シャージャハーンってかっこいいね!!なんかびみょうだけど
ヌール・ジャハーンが詳しくて嬉しい
歴史をつくる女たち2―不滅の愛に生きて
木村 尚三郎(編)|集英社
読みやすい
ヌールちゃんとシャージャハーン、どっちを応援するか迷う
異論もあるでしょうが、ヌールちゃんはやっぱ猛禽類だと思いますう
世界歴史大系 南アジア史2 中世・近世
小谷 汪之(編)|山川出版社
第二次タラーインの戦い(ゴリ対プリ)が詳しいよ!
この本は『中世インドの歴史』『英領インドへ』と合わせて愛でてる
結構硬い本なので慣れてきたころに読み直す
世界の歴史 14 ムガル帝国から英領インドへ
佐藤 正哲(他)|中公文庫
人物萌えが少ないし、そもそもムガルが少なすぎるわ!
流れをつかみたい方は、これ一冊で十分かもしれない
と、思ってたけどアラーウッディーン詳しくて感涙
中世インドの歴史
サティーシュ・チャンドラ|山川出版社
デリースルタン朝に詳しいよ!
でもムガルはすげー面白かった! アウラングゼーブに萌え尽きた!
「ただの狂信者とするのは馬鹿げてる」って言ってくれてスカッとした!
世界の歴史 19 インドと中近東
岩村 忍(他)|河出文庫
部族の話が丁寧だし面白い!燃える!
イギリス以降のインド史がこんなに面白かったとは!
あとなぜかサファヴィー朝の話が多い
インドの歴史―多様の統一世界
近藤 治|講談社現代新書|1977年
インドの歴史の整理方法(区分分け)をいくつか紹介
人物萌えとかは全然ないけど、説明が分かりやすい
南インドのことも結構詳しいよ
岩波講座世界歴史 13 中世 7
佐藤 洋(他)|岩波書店|1971年
なんかすごく濃い本 まだ読んでない
オイラートとデリー・スルタンのために買ったけどムガルある
ガルダン兄のセンゲで一項目作ってやがる!!!
ムガル皇帝歴代誌
フランシス・ロビンソン|創元社
フレグからムハンマド・アリーまで、モンゴルとイスラム皇帝ファンブック
白羊朝黒羊朝のコラムまで載ってる夢のような本
こんな売り上げ悪いに決まってる良本を出してくれる創元社に拍手
ムガル帝国の興亡
アンドレ・クロー|イスラーム文化叢書
またアンドレ・クローさんですか! お世話になりっぱなしです!
一冊ぐらい買うべきでしょうが、はっきり言って高い!無理!
内容? 分かりやすくて最高ですよ
ムガル帝国誌 1,2
ベルニエ|岩波文庫
いわば一次史料と呼ばれるムガル帝国誌…読んでおかねば…
…ムムムいかん、単調な情景描写ばかりで苦痛だ!
もう知らん! 一次史料がなんだ! 俺は俺だ!!!
ムガル帝国とアクバル大帝
石田保昭|清水書院
タイトルの割りにアクバル萌えが少ない本
内容は、ムガル帝国を作ったのはアクバル一人ですお、って感じ
困ったことに限りなく事実だ
バーブル・ナーマの研究
間野 英二|松香堂
バーブルの戦記を日本語で紹介して下さってて有難い!
(1)(2)はトルコ語?なんで、概要の(3)、研究の(4)を読もう
それにしてもバーブル可愛すぎ 正直すぎる
ムガル帝国
石田 保昭|吉川弘文館
ムガル帝国の入門書というには薄くて難しい本…人物萌えも少ない
政治制度のことは結構詳しく書いてあります
中央アジア歴史群像
加藤 九祚|岩波新書
バーブルの詩が載ってておトクだお
イナルチュクのことを褒めた本ってのも珍しい
あとはティムール入門に
トルコ・イスラム時代 中央アジア文化の総合的研究
間野 英二(他)|科研研究成果報告書
『シャイバーニー・ナーマ』と『ターリーヒ・ラシーディー』についての論文
ティムール辺の政策も出てくるし、モンゴル中心な気もします
バーブルもいいけど、ライバルのシャイバーニーもいいなー
インド細密画への招待
浅原 昌明|PHP新書
表紙はパイタッチしてますが、中身はお堅い本ですよ
その名の通りインド細密画について延々と書かれています
○○派とか全部忘れたけど、新書でこのジャンルは希少…すごい
インド宮廷文化の華―細密画とデザインの世界展
肥塚 隆|NHKきんきメディアプラン
アクバル様やシャージャハーンや息子4人の絵などがいっぱい
…大好きな皇帝の絵画が嬉しい…アイドルの追っかけの気分…
とにかくアクバル様がいろんな意味ですごい なにあれ 神?
インド三国志
陳 舜臣|講談社文庫
どうしてこうなった!!!
アウラングゼーブがシヴァージーにデッレデレで色々困りました
インドの民話
A.K. ラーマーヌジャン|青土社
その名の通り、インドの民話で面白いものを集めています
アクバルとビールバルの話も少し出てきます
≪スーフィーに本を贈るジャハーンギール≫の...
池田 直子|日本語論文
フマーユーン:オスマンと友好 アクバル:オスマン態度でかいから嫌い
ジャハーンギール:ティムールはバヤズィトに勝った=ムガルの方が上
それぞれの個性が出ててとても面白いです
16世紀前半北インドのMugulについて
眞下 裕之|日本語論文
ムガル帝国はなんでMugulっていうのか論文
バーブルの政権はティムール朝の立場を踏襲してるんだって
結局他者から見た名前だという結論でした
ナヴァーイー(ミール・アリーシール)の社会観
久保 一之|日本語論文
15世紀ごろの社会観を知るのにいい論文
ティムール朝期の文学は技巧は発達したけど、普及率は下がった
この頃のウラマーの重要性が分かりました
アミール・ティムール・キュレゲン ティムール家...
間野 英二|日本語論文
...の系譜とティム-ルの立場
ティムールの子孫は先祖伝説作ったけど本人は力があり不要
テムジンと組んだバルラス部のカラチャルを称えるティムール朝
『バーブル・ナーマ』の研究 (I) : 「フェルガーナ章...
間野 英二|日本語論文
上で紹介した『バーブル・ナーマの研究』ですが解説が省かれてます
(II)カーブル章,(III)写本も合わせて
フマーユーンは良くも悪くも父が心配で飛び出す子
バーブルの神
間野 英二|日本語論文
テングリ バーブル・ナーマから神関連の記述を取り出し解説してます
父ウマルが死んだ時の「鷹になった」って表現は鳩のがいいのでは?
バーブルは自然が好きだなと思いました
ティムール朝史書『歴史集成』所載の部族誌に...
川口 琢司|日本語論文
やっぱバルラス部大正義なんですねー(出身家系だし)
オイラートもちゃんと載ってて嬉しかった…
ところでシャーロフってルフさんのことかな
ティムール朝末期の社會における神祕主義詩人...
水野 美奈子|日本語論文
ジャーミーさんいろいろしすぎ
実は無職だったけど逆に第三者として大活躍したようだ
ティームール朝の書家ジャアファル・バーイソン...
水野 美奈子|日本語論文
バイスングルの時代のティムール朝文化について
…難しくてよく分かりませんでした!!!!!
最後の「意義」が面白かった まさかのセリムオチである
イギリス、フランスに所蔵される『アクバル会典』...
近藤 治|日本語論文
アクバルの伝記も書いたアブル・ファズルの『アクバル会典』について
どういう時代のどういう形態の写本があるかきちんと解説してます
MlecchaとTuruska
村上 幸三|日本語論文
やっぱテュルクこえーわ偏見あるわって内容
共存しえぬ他者か、ダルシャナの信徒か...
小倉 智史|日本語論文
...シャーミール朝カシミールの3人のバラモンが描くムスリム
プリトヴィラージャ対ゴーリーみたいに、かませにされるティムール
バラモンがムスリムの墓を批判「死してなお生前のように土地を囲う」
中世後期・近世カシミールにおける支配の正統性と...
小倉 智史|日本語論文
...宗教アイデンティティ  13cムスリムも時に屠殺業しつつ共存
15cスルタンは、マハーバーラタとカリフの名を使って正統性を主張
最後はムガルオチ(アクバル時代)
ティムール朝における一貴顕の系譜
間野 英二|日本語論文
...-Chaku Barlas 家の場合- 一年で殺害されたり。
宮廷史家達は...何も物語らぬが、ティムールがその青年時代を
ほとんど盗賊としての生活にあけくれていた事は……うーんこの
ムガル時代のバンジャーラー (加藤壽延先生...
佐藤 正哲|日本語論文
バンジャーラーってキャラバンみたいな商人のことです
ムガルに反抗するスィク教徒に経済的な援助した
一種の共同体になって放牧・定住をしてたみたい
印度五千年史
高桑 駒吉|日本語サイト
近代デジタルライブラリーより
インドのイスラム史を読める本はなかなかないです!アルタムシ!
でもめちゃ古い本です 1908年
インド史・スーフィズム
木村 聡 |日本語サイト
木村聡氏の論文・エッセイが掲載されています
ハッラージュの「我は神なり」でイスマイール1世を思い出した
無料で読ませてもらえるなんて幸せすぎるー
インド・イスラーム史跡
東洋学研究情報センター |日本語サイト
その名の通りインド史跡を見ることができます
大学の機関なので、情報を鵜呑みにしています
Bharatadesam
everything about india|英語サイト
神サイト
ビールバルの話や、千夜一夜、クリシュナの物語などがあります
こんなものタダで読んでいいんすかー! いいんすかー!!
オリーヴ
三陸書房|日本語サイト
ここの一コンテンツ、辻村節子『インド細密画の小径』が素敵
細密画を織り交ぜてムガル皇帝の話を紹介してます
ものすごく詳しいのでおもっきりパクってます…





オスマン 


イスタンブール歴史散歩
渋沢 幸子|新潮社
とんぼの本 あの薄くて写真多くて分かりやすい本
トルコ行きたいけど行けないから行ったつもりになるよ
トルコ史
ロベール・マントラン|文庫クセジュ
事実の羅列だからかたいけど、端的で分かりやすい
セルジューク史入門にした
興亡の世界史10 オスマン帝国500年の平和
林 佳世子|講談社
作者女性かな?って思ったらそうだった ツボが同じだ
バーキーの詩を紹介したり徴税の仕組みを図解したり、楽しい本
もっと早く読んでおけばよかったなぁ…すごくいい
新書イスラームの世界史 2 パクス・イスラミカの世紀
鈴木 董|講談社現代新書
とっても分かりやすいし面白い
モンゴル以後とイランと中央アジアとオスマンとムガルを流れで説明
この本は人物史より地域史を扱ってて、なおかつ面白い
オスマンvs.ヨーロッパ― トルコの脅威 とは何だったのか
新井 政美|講談社選書メチエ
いい!すごくいい!!入門書に最適です
Wウィーン包囲やW海戦について、両側の視点で書いてて嬉しい
カール5世に肩叩きしてあげたくなる本
オスマン帝国―イスラム世界の「柔らかい専制」
鈴木 董|講談社現代新書
オスマン帝国の魅力を教えてくれる本です…!
これは読まなきゃソンですよ!(ってスレイマンが言ってました )
ただ、悪いところはあんまし見えてこないかも
オスマン帝国とイスラム世界
鈴木 董|東京大学出版会
まだメフメト2世時代しか読んでませんが、忘れそうなのでメモメモ
他のページを読み終わったらちゃんと評価しますね
オスマン帝国の権力とエリート
鈴木 董|東京大学出版会
君もスレイマンに仕えるにはベイルベイ職に就かなきゃね!
スレイマン時代を中心に、いわゆる官吏について研究してます
ソコルルの個人情報流出
スレイマン大帝とその時代
アンドレ・クロー|法政大学出版局
スレイマン大帝を語るとき、読んでないと笑われる本
最近購入したらスレイマン萌えの塊みたいな本だと判明しました
「その時代」の制度の説明も多くて、とてもすばらしい本でした
オスマン帝国の栄光
テレーズ・ビタール|「知の再発見」双書
表紙、あの頭でかいスレイマンだよ!
俺の嫁はイケメンだなぁニヤニヤ
トプカプ宮殿の光と影
N.M. ペンザー|法政大学出版局
面白かったー!オスマン帝国の俗世をえぐりだす本
タマ切られると酒より砂糖菓子好きになるんだってー
ハーレムのレズ話やら浴場やら下世話な本 大好き
トルコのもう一つの顔
小島剛一|中公新書
面白すぎて一気に読んでしまった! 20年前の最新トルコ情報!
トルコの少数民族(クルディスタン以外も!)、宗教問題が見えてくる
オスマン帝国が滅亡してから始まった問題、てことでこのカテゴリに
オスマン・トルコ帝国―世界帝国建設への野望
ウルリッヒ・クレーファー|佑学社
オスマン帝国が世界征服するまでの道を書いてます
マジでそんなノリです この人すごく、TUEEEEEEが好きって感じ
メフメト2世が多めですが、セリム1世もちょこちょこあって嬉しい
オスマン帝国の栄光とスレイマン大帝
三橋 冨治男|清水書院
こっちはだいぶ萌え! よし!!(何が)
それにしても、なんでロクセラーナたんはいつも悪役なんだろ
ちょっと嫉妬深くて策略上手で手段を選ばないだけじゃない
スレイマン大帝時代オスマン朝の大宰相と宰...(1)
鈴木 董|日本語論文
上で紹介した『オスマン帝国の権力とエリート』と同じですが
ネットで読めます  (2) (3) もどうぞ
ソコルル・メフメト・パシャの生涯が分かって嬉しいよー
オスマン朝アナトリア社会の匪賊像 : スレイマン...
伊藤 幸代|日本語論文
アナトリアの「反乱」ではなく、「ならず者の大暴れ」を扱ってます
これを扱った論文は初めて読みましたよ
地方官だけではこういう賊の跋扈を阻止できなかったとか
十六世紀・東方水域におけるオスマン=トルコ
三橋 冨治男|日本語論文
バヤズィト2世のころはイラン・エジプト・ヴェネツィアが三大勢力だって
アンカラの戦い後のグダグダにしっかり付け込まれてるし…
それにしてもヴェネツィア大使の情報力は異常
ケマルパシャザーデ・ターヒリ第4部:研究と校訂
今澤 浩二|日本語論文
バヤズィト1世に詳しい!!!!ワラキア公ミルチャ…
トクタミシュの部下だったアクタイがバヤズィトに庇護を求めたのが
アンカラの戦いのきっかけ ティムールはバヤに優しい
Ottoman-Empire-and-Early-Modern-Europe
Daniel Goffman|英語テキスト
文書ファイル共有サイトscribdより めっちゃ重いので注意
オスマン帝国史観が刻々と変化してるよ、今はこうだよって論文
教授が書いたテキストがホイホイ読める環境って素晴らしいですね
ChickenBones: A Journal
ChickenBones Publishing Services |英語サイト
ChickenBones: A Journal内のThe Sultan Poetsです
歴代スルタンの恥ずかしポエムの英訳を掲載しています
Ottoman Sultan Tugras
www.tugra.org|トルコ語・英語サイト
歴代スルタンの花押を紹介してくれてる!
読み方も載っているので、誰がハン名乗ってるかとか分かります
一代目オスマンの花押はなし!!!ってのが燃えるね





サファヴィー朝 


カフカース―二つの文明が交差する境界
木村 崇(他)|明石書店
サファヴィー朝の記述が多い
まだ読み込めてないけど、論文集みたいな構成で私は好き
コーカサスを知るための60章
北川 誠一(他)|明石書店
詳しい…大国に翻弄され史 文明の交差点だから…
コーカサスといっても統一感ないのがいいよね
アッバース大王
デイヴィッド・ブロー|中央公論新社
ついにでたアッバースブックに皆の心踊りまくり
でもぶっちゃけ難しかった 固有名詞に混乱した 理解できてない
イギリスとオランダがヒロイン
三日月の世紀―「大航海時代」のトルコ、イラン、インド
那谷 敏郎|新潮選書
これはバイブルです私の大好きな本ですいつも見てます
イスマイールの祖父のジュナイドやら黒白羊朝やらレア情報だらけ
古い本なのでスルタン・カリフ制(笑)なのはご愛敬
イランを知るための65章
岡田 恵美子(他)|明石書店
さりげにめっちゃコアな情報が載ってるあなどれない本
考古学分野から中世、近現代の問題まで扱ってる良本です!!!
ペルシャの神話
ヴェスタ・S=カーティス|丸善
読みやすかった!これをアヴェスターや王書入門にしました
イラン史の話から始まるのがベリー助かる
ゾロアスターさんってBC千年の人だったのなー
成熟のイスラーム社会
永田 雄三(他)|中央公論社
なんというサファヴィー!!! まるでオスマンがおまけのようだ!
16世紀の大スターオスマン帝国よりサファヴィー朝ひいきの本です
いや、これは本当に素晴らしい オスマンはどこにでもあるからね
岩波講座 世界歴史14 イスラーム・環インド洋世界
樺山 紘一(他編)|岩波書店
オスマン・ムガル・サファヴィーという三大アイドル国家を扱ってます
硬くて、分かりやすくて、制度の説明が詳しいのでおすすめ
歴史人物萌え成分は少ないかな
パルサダン・ゴルギジャニゼ...サファヴィー朝に...
前田 弘毅|日本語論文
いきなりシールヴァーン・シャーでテンション上がる
アッバース2世時代のグルジア系官人の生涯を追っています
要するにサファヴィー朝も一枚岩ではないってことね(酷いまとめ
シャー・タフマースプT世時代のイラン史研究...
平野 豊|日本語論文
サファヴィー朝のタフマースプ1世の 史料紹介 です しょぼん
スレイマンの息子のバヤズィトが悪しき人物扱いされてて吹いた
最後の年表が役に立つかな いつ何をしたか無機的に書いてる
サファヴィー朝支配下の聖地マシュハド : 16世...
守川 知子|日本語論文
タフマースプは吝嗇家のくせにシーア派に貢ぎすぎ!!!!
このころのサファヴィー朝はまだシーアシーアしてないのに…
あとシャイバーニー・ハンは素で野蛮でした
イスファハーンのマドラサ調査から : 建築形態と...
深見 奈緒子|日本語論文
図表写真が最後に集まってるので、いちいち飛ばなきゃいけない…
でもマドラサの構造を平易な文章で書いてあるのはいいですね
建築様式の違いで役割も違ったんじゃないかって話
イスファハーンのサファヴィー朝期の住宅に関す...
深見 奈緒子|日本語論文
サファヴィー期のイラン建築はドームと庭園が大事!
4パターンぐらいに分けて、シャルダンの記録も交えながら
装飾の話などもしてくれて面白かったです
サファヴィー朝後期のシャーの移動と「統治の都」
後藤 裕加子|日本語論文
千人の隊商で1日2里(8km)移動するよ
移動は遊牧系王朝君主の伝統だよ 避暑とかするよ
街道を整備するアッバース1世だよ
宮廷儀礼としてのノウルーズ : 16世紀後半サフ...
後藤 裕加子|日本語論文
ノウルーズって祭事の一種らしいです
やっぱりイスマじゃなくタフマ以降からサファヴィー朝っぽくなりますね
後藤さんはサファヴィーとトルコ暦(十二支)の研究なんかもしてる!
カザフの英雄叙事詩「エル=エディゲ」
坂井 弘紀|日本語論文
化け物ではなく異教徒と戦う カザフの英雄叙事詩!
…敵の異教徒の一つがサファヴィー朝のクズルバシュです
あらすじ紹介もあるけど、トクタミシュがトクタムスになってたよ
シャー・タフマースブの対クルド政策...
山口 昭彦|日本語論文
クズルバシュとイェニチェリを似たようなものだと思っていましたが
クズルバシュは同一でなく部族単位で数えるべきものかもしれません
クルド系諸侯をどうやって組み入れたかという論文
Sheikh Safiaddin Ardabili's Mausoleum
Virtual Tour Engine|英語サイト
アルダビールにあるサファヴィー朝時代の建物を見られるよー!
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Encyclopedia Iranica
Encyclopedia Iranica|英語サイト
いわゆるイラン百科事典 多分…英語だが…よく分からん単語が多い
イスマーイール1世なんかこの長さである