●主な登場人物●

青字は教科書レベル。

創世記
出エジプト
エジプト新王国
イスラエル王国
アケメネス朝
マウリヤ朝
匈奴
ポエニ戦役
共和制ローマ
前漢全盛
帝政ローマ
帝政ローマ2
キリスト教
フン帝国
ビザンツ全盛

吐藩









創世記



アブラハム  BC2000年?〜
 ユダヤ教・キリスト教・イスラム教ら「啓典の民」の始祖。
 主から、星の数ほどの子孫が出来ると祝福された。
 なおアブラハムには八人の子がいる。

サラ  BC2000年?〜
 美人。
 主から子を授かると聞いて、閉経してたので笑ったがイサクを生む。
 先にイシュマエルを成した側女ハガルを追放させたが、彼も祝福された。

ロト  BC2000年?
 おじアブラハムと別れソドムの町にいた。
 主がソドムを滅ぼす際救われたが、妻は振り向いて塩の柱になった。
 娘二人と成した子がモアブ人とアンモン人の祖だという。

イサク  BC2000年?
 アブラハムの子。名前は「笑う者」
 信仰心チェックのため生け贄にされかけた。あまり出番がない。
 アイザックとかはイサクから取ったクリスチャンネームだよ。

ヤコブ  BC2000年?
 アブラハムの子イサクの子。名前は「出し抜く者」
 兄から全力で長子の権利を奪うが、そのわりに兄を恐れて逃げる。
 こう見えて亡命中は苦労した。

ノア  ?
 主が世界を一旦滅亡させる際、生き残りに選ばれた。当時600歳。
 裸で寝てるところをハムが言いふらしたので、ハムの子カナンを呪った。
 子の一人ヤペテはヨーロッパ人の祖だとか。









出エジプト



モーセ  BC13世紀?〜享年120歳
 旧約聖書の預言者。イスラエル十二支族のレビ族。
 エジプトで奴隷だったイスラエル人をカナンの地へ導く。


ラムセス2世  BC1303〜1213|位:BC1279
 出エジプト記で出てくるファラオはラムセス2世かもしれない。
 違うかもしれない。
 モーセの出エジプトを頑なに止める。


アロン  BC13世紀?
 レビ族、モーセの兄。大祭司。
 まだ信仰が手探りなのか、弟を妬んだり偶像を許したりしちゃう。


ヨシュア  BC12世紀?〜享年110歳
 モーセを継いだ預言者(指導者)。
 十戒イベントを経験+カナン入りを果たした唯一の人物。
 先住民は悪の道に走ってたので懲らしめるんだぜ。

エルアザル  BC12世紀?
 レビ族アロンの三男。大祭司。
 アロンの子孫を名乗るのはチンギス裔やクライシュ族名乗る感じ。










エジプト新王国



ラムセス2世  BC1303〜1213|位:BC1279
 第19王朝の第3代ファラオ
 高身長怪力で、あっちの方も強い。娘とも結婚する。
 モーセの出エジプトを頑なに止める。


ネフェルタリ  BC ?-BC 1255
 ラムセス2世の愛を一身に受けた嫁。
 チェスが得意。


セティ1世  BC 1294-BC 1279|位:BC1290
 第19王朝の第2代ファラオ、ラムセス2世の父。
 セティは「セト神の君」を意味する。


ムワタリ2世  BC ?-BC 1272|位:BC1295
 ヒッタイトの王。頭のいいヘタレ。
 ラムセス2世とカデシュの戦いで、和平した。
 オロンテス川でおぼれる


モーセ    BC13世紀?〜享年120歳
 旧約聖書の預言者。イスラエル十二支族のレビ族。
 エジプトで奴隷だったイスラエル人を、カナンの地へ導く。










イスラエル王国



サムエル  BC ?
 預言者。エフライム族のエルカナとハンナの子
 民の求めに従い、サウル・ダビデを王として見出す。


サウル  ?-BC1007|位:BC1047
 初代イスラエル王。ベニヤミン族で長身美形
 アマレク人に対して甘すぎたので、主に見捨てられる。
 ダビデを殺そうとしたが失敗し、ペリシテ人との戦いで死んだ。


ダビデ  BC1040-961|位:BC1000
 二代目イスラエル王。たぶんユダ族
 羊飼いだったが巨人ゴリアテを倒して将軍となり、王に選ばれた。
 サウルに対して舐めプがすぎると評判に


ソロモン  BC1011-931|位:BC971
 三代目イスラエル王。ダビデの息子
 主から知恵を授かり、諸国の女がラノベのように惚れまくる。
 十二支族のうちユダ族が権力を持った結果、王国は分裂した。


シバの女王  BC ?|位:?
 急にソロモンの知恵を試しに来て、感服して贈り物をした女王。
 シバはイエメン説とエチオピア説がある。
 水辺を歩いてチラッと見えた足が美しい(ふ〜ん)










アケメネス朝



キュロス2世  BC600?-529|位:BC550
 アケメネス朝ペルシャの初代王(シャー)。大王。
 メディアの将軍ハルパゴスに命を救われ、彼とメディアを征服した。
 リディア、新バビロニアも征服し、ユダヤ人を解放した。


カンビュセス2世  ?-BC522|位:BC529
 アケメネス朝ペルシャ二代目の王。
 エジプトを征服し、アッシリア時代並みの覇権を握る。
 罰当たりな王だけど、エチオピアの人肉事件はわざとじゃないから!


ダレイオス1世  BC558?-486|位:BC522
 アケメネス朝ペルシャ三代目の王。大王。
 一応アケメネス家出身だが王位を簒奪し、中央集権化に成功した。
 「王の目」「王の耳」「王の道」「サトラップ」「ペルシャ戦争」


クロイソス  BC595-547|位:BC560
 リディア王国最後の王。オリエント一の金持ち。
 なぜか「滅びる帝国」の預言をペルシャと思い込んで侵攻して滅んだ。
 やたらと命が助かる。


アステュアゲス  ?-BC550|位:BC585
 メディア王国最後の王。
 娘マンダネが放尿したり世界樹を生んだりする夢を見て怖くなる。
 色々あって孫キュロス2世に倒された。










マウリヤ朝



チャンドラグプタ・マウリヤ  ?-BC298
 吉兆を見て挙兵、ナンダ朝マガダ国を倒し、マウリヤ朝マガダ国を建てる。
 シュードラ(最貧民)なのかクシャトリヤ(将軍)なのか分かっていない。
 こう見えて専制君主。


カウティリヤ  BC350-283
 スーパーグレートバラモン階級で、インドのマキャベリと呼ばれるクールな男。
 マウリヤ朝を作ったのはチャンドラグプタじゃなくてこの人です。



アレクサンドロス3世  BC358-323
 言わずと知れた古代ギリシャの英雄だけど、どうもあまり賢いイメージがない。
 一国の主として、何を求めて遠征してたのかさっぱり分からない。
 でもそんな冒険中毒アレクサンドロスが愛しい。 ※全裸はねつ造です。


ダナナンダ  ?-BC321
 ナンダ朝最後の王。 カウティリヤを冷遇したのが運の尽き。
 バッサダーラ将軍を派遣するも、チャンドラグプタに負けた。



セレウコス1世  BC358-281
 アレクサンドロス大王の部下でしたが、今はすっかり一国の主です。
 ディアドゴイ(後継者)戦争に勝利して、セレウコス朝シリア王国を建てました。



アショカ・マウリヤ  BC302-232
 チャンドラグプタの孫、最大領土をもたらしたマウリヤ朝の王。
 独裁的な君主だったが急に仏教に目覚め、仏教重視の政治をした。(仏典結集)
 アショカはインドの支配者という気持ちはなく、マガダ国の王を自認してました。










匈奴



冒頓単于  BC209-174
 北アジア初の遊牧国家を建設したといわれる。
 韓王信ら漢の高官が不遇なのを利用したりと、使えるものは何でも使う。
 漢の高祖にごめんと言わせ一族の子女を賜った。


劉邦(高祖)  BC202-195
 陳勝・呉広の乱で乱れた天下で、項羽を下して漢を建てた皇帝。
 けっこうすぐ負けるが人を選ぶ目がある。
 太股に72のほくろがあったってきもくね?


呂太后  ?-BC180
 名前は呂雉(りょち)。中国三大悪女。
 高祖の死後、後継者争いでライバルを惨殺し実権を握った。
 でも彼女の治世はそれなりに豊かだったそうな。










ポエニ戦役


ハンニバル・バルカ  BC247-183
 カルタゴの名将。
 ヌミディア騎兵をうまく使い、包囲作戦でローマを追いつめる。
 でも自分をパクったスキピオに負けた。


スキピオ・アフリカヌス  BC236-183
 ローマの名門出身。生涯全勝。
 生まれよし性格よし器量よしだけど、病後ハゲた。



マシニッサ  BC238-148
 ヌミディア王子→無職独身→ヌミディア国王。
 妻と国をシュファクスに奪われて泣いてたら、スキピオに拾われた。
 スキピオに会ってから、戦争に勝ち、国も取り戻し、90歳まで生きました☆


ファビウス  BC275-203
 持久戦法が大好きなローマの将軍。
 ハンニバルを遠巻きにいつも見てる。



マルケルス  BC268-208
 「ローマの剣」と呼ばれた将軍。
 ハンニバルを堂々と追い掛け回してる。



アルキメデス  BC287-212
 ヘウレーーーカ! シチリア暮らしの有名物理学者。
 すごい鏡や投石器でポエニ戦争でカルタゴに味方した伝説がある。











共和制ローマ



スラ  BC138-78
 バリバリ閥族派。元老院マンセー。
 従わない平民派はみんな殺すぜ!
 ローマに進軍できた(兵を従わせた)のがすごすぎ。


マリウス  BC157-86
 平民派。グッドな軍制を作った。閥族派を殺しまくった。
 べ、べつに平民のために平民派してんじゃないからねっ!
 出世のためですか。そうですか。


キンナ  BC130-84
 閥族派の皮をかぶった平民派。
 スラを騙してたのはすごい。



ルクルス  BC118-56
 スラの優秀な部下。
 ぜいたく大好きな美食家で嫌われ者。
 彼も強かったけど、ポンペイウスはレベルが違った。


ミトリダテス6世  BC132-63
 ローマには従わないぞ!なポントス王。
 莫大な軍資金と大量の味方を用意した、トンデモない人。
 彼も強かったけど、スラはレベルが違った。


ポンペイウス  BC106-48
 スラの部下。元閥族派だけど、かれのせいで元老院体制は瓦解。
 カエサルに負けたせいで評価が低くなりがちだけど、個人的には、
 全盛期の軍才はカエサルなんかお呼びじゃないと思う。


クラッスス  BC115-53
 スラ様の粛清で大儲けさせて頂きましたァン!
 後に三頭政治の一人になるよ。能力は平凡。











前漢全盛



武帝  BC141-87
 漢の皇帝。こいつから儒学が流行し始める。
 張騫を派遣したり、衛青が匈奴と戦ったり、対外政策が派手な時代。
 将来の夢は仙人。


衛青(えいせい)  ?-BC106
 奴隷の子だったが、姉の衛子夫が武帝に嫁いだため出世した。
 さらに武帝の姉、平陽公主と再婚させていただいた。やや卑屈。
 霍去病より人格者なのに人気ないけど…男に嫌われる男にも見えますね。  


霍去病(かくきょへい)  BC140-BC117
 衛青を上回る人気を獲得したが早逝した。
 異母弟の大司馬大将軍・霍光も武帝時代後に活躍した。



董仲舒(とうちゅうじょ)  BC176-BC104
 『春秋公羊(しゅんじゅうくよう)伝』を学んだ儒学者。
 武帝の時代、儒学を正統な官学にすることを進言した。
 ブームの走り。


司馬遷(しばせん)  BC145?-BC87
 紀伝体で書かれた歴史書『史記』の作者。
 紀伝体は、年代順じゃなく 出来事や人について書いてく方法ね。
 おそらく世界一有名な宦官。


張騫(ちょうけん)  ?-BC114
 【張騫】は【武帝】の命令で【匈奴】倒す同盟を結ぶため【大月氏】まで行った。
 【】内が試験に出る。
 でかくて人柄が良いので匈奴につかまっても優遇された。










帝政ローマ



アウグストゥス(オクタウィアヌス)  BC63-AD14
 初代ローマ皇帝。世界史上最弱の名君。
 共和制と偽って独裁を始めたが、家庭では偽りもせず独裁を施行。
 父親にしたくないタイプ。


アグリッパ  BC63-BC12
 アウグストゥスの右腕的軍人。
 親友にコキ使われたり、娘を押し付けられたり、不憫ではあるが、
 なんだかんだ言って一番トクしたのはこいつなような。


マエケナス  BC70-BC8
 アウグストゥスの相談相手。無職。
 妻にアウグストゥスと浮気されたけど、こいつもタラシだから同情できない。
 詩人のパトロンとして有名。


キケロ  BC 106-BC 43
 ローマで急激にのし上がった弁護士、文筆家。
 アウグストゥスに騙され、最終的には処刑された。



アントニウス  BC 83-BC 30
 カエサルの下で出世した軍人。三頭政治の一人。
 クレオパトラに誘惑されて、ローマの領地を譲るとか言い出したバカ。



クレオパトラ  BC 69-BC 30
 富と知性でエジプト再興を目指す女王。
 アントニウスに投資したけど、結果はハズレでした。
 実はギリシャ系容貌だけど、エジプト風のコスプレしてます。


オクタウィア  BC 69-BC 11
 アウグストゥスの姉。
 アントニウスと政略結婚→浮気&離婚されるが、ローマ市民は
 未亡人姉属性萌えだったので、同情を集めアントニウスは失脚。










帝政ローマ2



ティベリウス  BC 42-AD 37
 二代目ローマ皇帝。アウグストゥスの妻、リウィアの連れ子。
 とりあえず義父は殴っていい。



ユリア  BC 39-AD 14
 アウグストゥスの嫡子。マルケルス→アグリッパ→ティベリウスと結婚。
 よく不幸ビッチ扱いされるけど、男が言いなりになるのが嬉しかった、
 単純で可愛い女の子だったのかも。


セイヤヌス  BC 20-AD 31
 ティベリウスに取り入って出世しようとした。
 ティベリウスは知らなかったが、息子ドルーススを殺したのは彼。
 最終的には汚い仕事を押し付けられ、捨てられた。 ヤな人間関係。


カリグラ  AD 12-AD 41
 三代目ローマ皇帝。
 好色☆残虐☆浪費癖☆…もう問題外。
 当然殺されました。


クラウディウス  BC 10-AD 54
 四代目ローマ皇帝。足が悪く、どもり癖がある。
 質実剛健至上主義なローマでよく皇帝になれたよね。
 優柔不断だけど頑張ってくれました。好きです。










キリスト教



ナザレのイエス  BC 4-AD 30?
 有名な人。



ユダ
 裏切ったが、裏切ることは預言されてた。遵守したのかも?
 薄情者、もしくはヤンホモ扱いされがち。


ペトロ
 イエスの弟子。「知らない」と3回言ったがその後反省した。
 初代ローマ教皇とも。


大ヤコブ(兄)
 ホタテ貝がトレードマーク。


ヨハネ(弟)
 福音書や黙示録を書いた。愛されキャラ。



熱心党のシモン
 熱心なユダヤ人だったが、イエスの教えを信じて落ち着いた。











フン帝国



アッティラ  406?-453|位:434
 フン帝国の王。兄と共同統治の後、単独統治をした。
 背が低くて頭でかくて鼻が低い黄色人種。モンゴロイド?
 大征服事業をしたわけではないが、東ローマをゆするのが得意。


ブレダ  390?-445|位:434
 アッティラの兄で共同統治者。弟に殺された?
 漫才好き。



アエティウス  391?-454
 西ローマ帝国の将軍。父はスキタイ出身でローマ軍人になった。
 権力欲強い実力者で、451年カタラウヌムの戦いでアッティラを追い返した。
 皇帝の母ガラ・プラキディアを妻に狙ったこともある。


ウァレンティニアヌス3世  419-455|位:424
 土地奪われ西ローマ皇帝。
 まず母ガラ・プラキディア、次にアエティウスが政権を握り、姉に皇位を狙われる。
 アエティウスを殺してアエティウスの部下に殺された。


ホノリア  ?-?
 ウァレンティニアヌス3世の姉で仲が悪い。
 アッティラと婚姻して皇帝になろうとしたが失敗。
 弟が死ぬまでは生きてたらしい。


テオドシウス2世  401-450-|位:408
 東ローマ皇帝。ショタ。
 能書家というあだ名がつくほど文系だったが、治世中城壁が作られた。
 弱腰外交については評価が分かれる。


ガイセリック  389-477|位:428
 ヴァンダル族の王。
 西ゴート族とは仲が悪く、フンとは阿吽の呼吸で東ローマを荒らす。
 西ローマ帝国からアフリカ・シチリアを奪って海にヴァンダル帝国を作った。


レオ1世  390-461|位:440
 この蛮族時代に色々駆けまわって和平を頼んだので大教皇と呼ばれる。
 皇帝すら前線に出ない時期によく頑張ったよね…。











ビザンツ全盛



ユスティニアヌス1世  483-565|位:527
 東ローマ(ビザンツ)の大帝
 征服事業をした一方、ギリシャの多神教を否定しアカデメイアを閉鎖。
 中国から蚕を仕入れて養蚕業を始めた。


ベリサリウス  505-565
 東ローマの強い大将軍 やったイタリア征服、完ッ!
 ヴァンダル王国を征服し、引継ぎのナルセスも東ゴート王国を征服。
 奥さんの足を舐めるまでしたのに、結局恨みを買っちゃった。


テオドラ  500頃?-548
 踊り子からユスティニアヌス1世の皇妃になった。
 子連れで皇妃になったが、ユスティとは子がなかった。
 皇帝にかなり影響力を持っていた。


トリボニアヌス  ?-543
 ユスティニアヌス1世の命令で『ローマ法大全』を編纂した。


ホスロー1世  ?-579|位:531
 ササン朝の大帝 アヌーシールワーン
 税制を整えたり、突厥と組んでエフタルを滅ぼしたり、学院建てたり。
 後に個人名がイランの"王"を表す言葉になった。


エフタル  420-567
 遊牧民の名前 白フンとも。


突厥  552-|582で東西分裂
 遊牧民の名前
 ササン朝と結んでエフタルを滅ぼした。
 東西に分かれ、両方唐とやり合うことに。













楊堅(文帝)  541-604|位:581
 隋の初代皇帝。久しぶりに中国を統一した名君。
 三省六部や科挙を始めた仏教マニア。
 北周時代は鮮卑系の普六茹という姓を名乗ってた。


煬帝  569-618|位:605
 隋の二代目皇帝。暴君で、死後「煬」という悪名がついた。
 知識欲・性欲・物欲・名誉欲が強く、皇子時代は戦争も強かった。
 反乱が増えたので遷都したが、帰りたい将軍たちに殺された。


独孤伽羅  544-602
 楊堅に嫁いで、文献皇后となった。
 鮮卑系だからか、当然のように一夫一婦制を強いる。
 夫や息子だけでなく夫の部下にも一婦を強いる。少し泣き虫。


独孤信  502-557
 おされ武将 イケメン
 偶然帽子が斜めになってた時、カッコイイ!と真似され流行になった。
 娘が北周・隋・唐に嫁いでる。


李世民(太宗)  599-649|位:626
 隋の煬帝を倒し、唐の建国に尽力した次男坊。
 名君することに命をかけており、「貞観の治」と誉められてる。
 厳刑より民を富ませる方が治安良くなるっつーの!って言った。










吐藩



ソンツェン・ガンポ  605-649|位:618
 生年は諸説あり569〜617年。享年32才〜80才って全然ちゃうやん。
 吐谷渾(とよくこん)やシャンシュン、中国の四川平原まで支配したチベット王。
 仏教の目覚めと官位制度を整えた…聖徳太子をマッチョにした感じ。


プリクティ・デーヴァ  ?-?
 ネパール王女らしい。ソンツェンに嫁入りしトゥルナン寺を建てた。
 漫画ではナレーンドラ・デーヴァの妹としたが捏造です。
 というかネパールの史料には登場しない。


文成公主(ぶんせいこうしゅ)  ?-680
 ソンツェンに嫁入りした唐の皇女。父親は李世民か、親戚の誰か。
 八卦してラモチェ寺建てたけど、占いって道教ですよ文成さん!



李淵(高祖)  566-635|位:618-626
 李世民のお父さん。
 唐の一代目皇帝だから教科書に載ってるよ。



李世民(太宗)  599-649|位:626
 隋の煬帝を倒し、唐の建国に尽力した次男坊。
 名君することに命をかけており、「貞観の治」と誉められてる。
 厳刑より民を富ませる方が治安良くなるっつーの!って言った。


玄奘(三蔵法師)  602-664
 九州行くついでに青森に立ち寄るような、ちょっとおかしな子。
 でも多様な文化を見た上で仏典を選んだんだから、本物の高僧だと思う。
 


ハルシャ・ヴァルダナ  590-647|位:606
 北インドを征服した名君だが、ヴァルダナ朝はすぐ瓦解した。
 敬虔な仏教徒だが国民にはヒンドゥー教徒が多く、国教にはしてない。
 玄奘が日記で誉めてるから評価が不当に高い=玄奘補正











―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
オンマウスで表示される肖像はpublic domainですが、すでに無断転載なので無断転載しないでね。